リサイクル回収物は、各国にあるテラサイクルのMRF(Material Recovery Facility/資源回収施設)に送られます。テラサイクルは現在20カ国以上で事業を展開し、世界中で20以上のMRFを運営しています。MRFに到着した回収物はスキャンされ、荷受情報、日付、重量などが記録されます。
選別されたモノは、洗浄後、加工パートナーの元へと送られます。
例えば、金属やアルミニウムは細かく砕かれ、金属板や棒材に製錬されます。ガラスは粉砕・溶解され、透明の場合は新しいガラス瓶に、着色されている場合はレンガやセメント、コンクリートなどに利用されます。ゴムは通常、凍結粉砕され、床材に使用され、有機物は堆肥化されるか、工業用および商業用の肥料に使用されます。
テラサイクルのプログラムで最も大きなカテゴリーであるプラスチックは、細断または粉砕され、溶解してペレット、フレーク、または粉末の形式に再形成されます。